フリップフラッパーズ イロドリ先輩メインSS (改訂)

(13話を視聴したので設定を合わせました。改訂前。)

美術準備室には先輩がいた。先輩の指先にマニキュアが光る。

「先輩、私、先輩の絵が好きです! だから、もう、絵が邪魔だなんて、言わないでください。」

「ああ、あれね。ごめんね、ちゃんと説明してなくて。でも安心して。絵が嫌いになったわけじゃない。ここは狭いし、それに、いまは新しい絵をたくさん描きたいんだ。」

テーブルには、このまえ見たのとは違う、花柄のティーカップが3個。でも、紅茶が注がれるのは、私たち二人分だけ。

先輩が絵を捨てたのは、たぶん、三人でこの部屋にいても狭くないようにするためだったと思う。

アモルファスの力が失われて、ヤヤカたちもピュアイリュージョンには行けなくなった。お母さんとパピカは、ピュアイリュージョンに閉じ込められている。

でも、先輩となら、もう一度、ピュアイリュージョンに行ける気がする。先輩の変身アイテムは、マニキュアのびん。

二人で手をつないで考える。イロちゃんのこと、おばちゃんのこと、お母さんのこと。

そして、パピカのこと。

先輩も、きっと、パピカのことを思ってる。

待ってて、パピカ! いま迎えに行くから!

広告