就活サイトは心理検査を課すのをやめろ

新卒用の就活サイト、たとえばリクナビやマイナビに求職者として登録すると、SPIや玉手箱などの検査を課される。これらは精神医療のための検査、特に発達障害の診断に使われる心理検査と酷似している。これらの検査を、医療者による支援なしに受験することは危険であるし、その結果が就活業者と求人者に利用されることは、さらに重大な問題である。

就活サイトでもメンタルクリニックでもなく、インターネットで心理検査を受けることも可能であり、psycho.longseller.org などが知られている。psycho.longseller.orgで提供されている心理検査のうち、たとえば矢田部ギルフォード性格検査では、「質問の意味を表示する」という機能を使用できる。これをONにすると、「一般企業で好まれるのは、A型 (平均タイプ) もしくはD型 (適応者タイプ) でしょう。」と、求人者から見て高評価となる回答が公然と指示される。

心理検査をモチーフにしたゲームとしてALTER EGOが知られている。このゲームは、心理検査の結果をSNSに投稿する機能があり、自ら検査結果を公表するユーザーも多い。

他にも、インターネットで「性格診断」などと称している検査は、根拠が怪しげなものも含め、無数に存在する。

就活業者と求職者に一方的に検査結果を利用されるよりは、検査結果をインターネットに自ら公表するほうが、まだフェアであると言えるだろう。最も良いのは、医療者の支援のもとで、本格的な心理検査を受けることである。しかしながら、メンタルクリニックを受診するには金も時間もかかる。(なお、ほとんどの医療行為は保険適用であるため、自己負担額は少ない。) また、医療者の質や相性はさまざまであり、受診によって必ずしも良い結果が得られるとは限らない。

読者の便宜のため、発達障害者向けの心理検査の検査結果例を以下に示す。これは、墓場人夜の検査結果を、被験者自身の意志によって公表するものである。

就活サイトは心理検査を課すのをやめろ。

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投稿者: Hakaba Hitoyo

墓場一夜

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